画が囁き,そして響く。
まるで音楽が聴こえるように。
2010年に世を去った沢田としき。出身は青森。
彼の作品は今もなお、いや、より一層見る人に語りかける。
それはメロディーのように優しく穏やかで楽しく想像の世界へといざなう。
本展覧会は、沢田としきが遺した美しい色彩と詩情あふれる作品を通じて彼の世界を感じていただける貴重な機会となりました。
心で聴き、目で感じる、沢田としきの世界をご堪能ください。
沢田としき
1959年 青森県生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、長友啓典・黒田征太郎主宰するデザイン会社 K2を経て独立イラストレーター
絵本作家、ステージ美術、ライブペインティング、看板製作など幅広く活躍し、各地で展覧会を開催。音楽では、大塚まさじ「屋上のバンド」でサックスを、WALK TALK(砂川正和柳田知子)でジェンベを演奏。西岡恭蔵、大塚まさじ、砂川正和、高坂一潮、いとうたかお、渋谷毅ほか、洋楽のジャケットも数多くてがける。
「KOBE*HEART」、高千穂「神話の里フェスティバル」、いわき「風の祭り」でアートディレクターを担当。青森では消火栓ペイントを手がけている。音籍では、絵本「アフリカの音」で’96日本絵本賞受賞。「ほろづき」「土のふえ」「ちきゅうのうえで」「つきよのくじら」「みさき」ほか多数。ビレッジプレス「ぐるり」「雲遊天下」、ピーター・バラカン「音楽日記」、集英社『すばる』、福音館音店「おおきなポケット」などに連載。
2010年4月27日 急性骨髄性白血病のため永眠。
享年51歳。
OPENING LIVE &TALK
出演 大塚まさじ
企画展オープニングには、沢田としきと深い親交を持ち、彼の布画を背景にして歌い続けてきた関西フォークシーンの真髄、大塚まさじさんをお迎えしスペシャルなライヴを開催いたします。
70年代関西フォークシーンを築き上げた重鎮であり、今もなおロードし続ける大塚さんの歌とここならではのトークが沢田としきの作品と響きあい特別なひとときとなるでしょう。展覧会の幕開けにふさわしい心にしみるライヴを是非お楽しみください。
4/20 (sun)
開場 15:00/開演 16:00
入場料¥3,500(1drink付)
軽食、デザートのご用意もございます
予約で満席の場合は当日の入場はございません。
ご了承ください。