俊文書道会 ”Last Waltz” ガールズ展

2025年2月

俊文書道会の今年の展示がスタート。
今年は、ガールズ展 “Last Waltz”
シリーズとしてのガールズ展も今回が3回目。
メンバーが高等部、中学部を卒業し、それぞれの道を歩むことになり、
この俊文ガールズのトリオ展は最終を迎えます。
思えば、彼女等をガールズバンドに仕立てたり、ジャズ的に仕立てたジャイアント・ステップスも大好評でした。
そして最終タイトルが”ラストワルツ”とくる訳です。
もうお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
ガールズ展には、音楽的なテーマを敷き広げて楽しく制作をしてきました。

彼女達の表情をみてください。
すっかり大人に見える変わりようと
根底にある3人の全く変わらない部分である彼女達らしさは、
展示をご覧いただければおわかりいただけると思います。

展示旋風で話題爆走中の俊文書道会が
贈る俊文ガールズのトリオ展、最終章です。

一方、八戸市美術館では
“八戸アーティストファイル”と題した
八戸ゆかりのアーティストの作品を展示するシリーズが始まり、
初回となる今回はアーティスト8名が選出され、その中にYAMが登場いたします。
YAMの集大成的な構成の展示は、今回が初となるでしょう。
こちらもお見逃しないように。
会期は2/15〜4/7とたっぷりございます。
ガールズ展会期中ならハシゴもオススメですよ。

YAM anarchic obit 2025

2024年12月

YAM展です。
2025年の幕開けです。

今年のヤム展。洋服を作っている模様。
なんだかHELLOのヤムが帰ってくるようで、
ちょっとした胸騒ぎとドキドキがある。
思えば一昨年前のHELLOの同期である金ちゃんとの
コラボがあったり、HELLOのボスだった三谷さんが
亡くなったり、ヤムがたおれたり、
最近はいろんな事があった。
ここに来て
服をつくるということ
サブタイトルに見える
ミシンとアイロン
今はスムーズな流れとしか感じられない。
そして
八戸市美術館にて,2月14日から約2ヶ月間
ヤムの作品が展示される。
昨年のトルホヴォッコ展から
さまざまなヤムの作品が見れる時期が始まっています。
その中でzodiacのライヴも数回ありますよ。
お見逃しなく!

トルホヴォッコ10周年記念展

2024年11月

新丁ギャラリー今年締めくくりの企画

年に一度、南郷文化ホールにて上演している舞台
トルホヴォッコのおはなし。
これを読んでいる方はもうご存知でしょう。
その舞台も今年10年目を迎えました。
思えばソールブランチ新丁は、このトルホヴォッコ展が初オープンの企画でした。
オープン企画にするほど私たちには思い入れ強いものだったわけです。
ヤムは反原発活動からもう1段のぼり、国が生まれる根源的思考やここ東北の色彩を
おもしろおかしくそして何より美しくインプロしていきます。
まわりの人間はそれを現実的に舞台化するよう思考錯誤し、
なんとか、年1度、わずか1時間の舞台を完成させるのです。
再度上演することはまず基本的にありません。
今年が終わればその日から来年のプランを考えていく、というより終わる前でもいつでも考えているのです。
今回は新丁オープン時企画という深い意味も加え“10年目のトルホヴォッコ展”をお送りいたします。
トルホヴォッコの舞台アニメーションで使用しているヤムのパステル画を原画で楽しんでいただきます。

近年ヤムはデジタル化しiPadで描いています。テクノロジーの導入はアニメーション作りにも
新しい波をもたらしてくれています。
デジタルでの作品がほとんどなっている中、やはり直に紙に描き塗るという作品の質感は
何にも代え難いものであります。トルホヴォッコの源とがそこにあります。
そんな原画達をじっくりご覧いただければ嬉しいのです。

原画の販売はいたしませんが、10周年を記念したグッズなどお楽しみはもりだくさん。
最終日にはトルホヴォッコ楽団も登場します。
そして2025年新春のヤム展へとクロスフェード。
さらに2月からは八戸市美術館にてヤムが登場いたします。
年末から来年にかけてヤムを見逃してはいけませんよ!

10年目のトルホヴォッコ展は
12/1日曜から15日日曜までの開催です!
お楽しみに!

ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY

2024年10月

ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY

本屋とレコ屋がっちり楽しんでいただく2日間。

BOOKNERDとCOWBELL RECORDSがやってきます!
もはや言わずと知れた盛岡BOOKNERD、そしてレコードショップとして今回初デビューとなるCOWBELL RECORDSのデュエット
お楽しみいただける事と思います。

さらに初日3日の夜には
BOOKNED 早坂さんによる
スペシャルトークプログラムもご用意しております。こちらもどうぞお見逃しなく!

ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY
すべてのミュージックラヴァーズに捧ぐスペシャルトークプログラム

“僕の部屋へおいでよ”
早坂大輔(BOOKNERD)

“僕は二十歳だった。
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だ などとだれにも言わせまい”
ポール・ニザンは青春という時間のことをそのように形容した。
人生でいちばん残酷で美しい時間を、あなたは誰と、どこで、何をしていましたか。
すべての恋人たちと、恋人のいる時間に捧ぐ、甘くてほろ苦いレコードガイド

BOOKNERDの著書
“ぼくの部屋へおいでよ”は、
こんな序文からはじまる。
そこからいわゆるジャケットが
ならべられたディスクガイドがはじまる訳だが、アルバム情報よりもその音楽の空気感を伝えてくれているようで
イメージも無限にふくらんでくる。

ディスクガイドは絶大な情報を
あたえてくれる私達ミュージックラヴァーズの味方。
時代とともにあらゆる種類のディスクガイドが出版されてきた。
ソウルミュージックを掘ったブラックディスクガイド
ブラジリアンを掘ったムジカロコムンドも衝撃的だったし、
ある特定のジャンルをもって紹介するものが大半であった時代から新しい掘り方が見出されてくる。
フリーソウルという新しく切り口をもうけ、
ジャンルを超越したセレクションで見事にジャンル化させてしまったSuburbia Suiteカフェアプレミディの橋本さん、
さらには鎌倉カフェヴィヴモンディモンシュ堀内さんのDomingo は”日曜日の音楽”というカテゴリでセレクトし、
カエターノとガルの同タイトルの名盤をアートワークに起用、インパクトも相当なものだった。
そして2023年
“僕の部屋へおいでよ”が盛岡ブックナードからうまれた。
これまでの歴史に挙げるべき次世代のディスクガイドといえよう。

バイトしていたレコード屋
ある日彼女がそのドアを開けた。
ブロッサム・ディアリーやローラ・ニーロ。
彼女が選ぶレコードのセンスときたら。会計をしている時に交わした言葉。
忘れられなくて彼女が店にまたやってくるのを待ちわびて。それで思い切って声をかけてみたんだ。
“あ、あの、ぼくとドライブにいきませんか?

ディスクガイドはその続きからふたりの恋に音楽を重ね進んでゆく。
スマホをいじれば大半のものが聴けてしまう時代、入り口にジャンルや専門的ガイドは、もはやヤボなのかも。
本と音楽のこの企画
ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY
のトークプログラムは
ディスクガイドに紹介された曲を
一緒に聴きながら本の制作のことや彼の輝かしい仕事ぶりまでのぞいてみたい。BOOKNERD を掘ってみようじゃないか。

11/3(日)
開場18:00 / 開演19:00
入場料¥2,200(カレー付)
予約制20名さままでとなります。
ご予約はメール、メッセージなどで
お待ちしております!

初日11/3(日)
トークイヴェントのためカフェは
16:00でクローズいたします。
POP-UP SHOPは
通常通り18:00までご覧いただけます。

シリーズ喫茶の文庫 第24話 図書館ウォーカー 〜旅のついでに図書館へ

2024年10月

オラシオといえば音楽好きには話は
早い。ポーランドジャズを日本に紹介し、みごとにそのカテゴリーを日本に確立させた優秀なライターである。筆を持つものとして在るべき姿、そして誇れるのは、私達と同じ青森県民なのである。当時はアルバムライナーノーツや、ジャズ批評はじめ、音楽以外でもさまざな執筆をしながらの、図書館員であったのだ。それが今、増販され続編まで出るという快挙を遂げたこの“図書館ウォーカー”の出版にストライクで繋がったのだ。
図書館員であったころから、他の地にある図書館に訪れてしまう習性をもち
その優れた箇所をここで活かせないかと自然に考えるようになっていたようだ。といってもこの本、図書館のガイドブックの振りをした図書館に軸をおいたオラシオの旅の手記といえばいいだろうか。運転免許証は持たず列車やバスをつかい目的図書館までたどりつく。その道のりやそれぞれの場所で感じ出会うものや食べ物、と図書館のこと、彼の文体。六角精児のディーゼルが流れ番組がはじまるようだ。
今回は図書館ウォーカー2の出版記念として招き喫茶の文庫でお話していただきます。

oveja negra RAKU

2024年9月

RAKUを主催するMiki Nagamineさんを新丁に連れてきたのが
ジプシー的なフォークを歌うシンガーソングライターphokaであった。
昨年の早い時期だった。
phokaはトルホヴォッコ楽団の一員でもあるし、我々とはさまざまなつながりがある人。
そして彼女は旅人でさまざまな国に訪れていて、近年では突然インドへ行き
ハルモニウムというヴィンテージのオルガンを買ってきたり、
それもあっという間に彼女なりの方法で使いこなしたり
ジプシー的とはそういう意味ではないのだろうがジプシー的なのだ。

phokaがメキシコに訪れた際に出会った日本人がミキさんだった。
あたたかく迎えてくれたようで随分世話になったようだ。

ミキさんはメキシコで”RAKU ZAPATOS”という靴のブランドを立ち上げ
靴の製作を生業としながら、現地先住民の民藝とコラボレーションを実現させ、
さらには技術継承の新しい形を生み出そうと相当素敵な動きをされている方。
そして美しい。日本人であるが南米の自然な肌色で、バックグラウンドを背負い内側から生き方が滲む
美しさは初めて会った時から忘れられない。

今回のタイトル、oveja negra(オヴェジャネグラ):黒羊
には、物の背景や作っている人たちの生き方を総称した深い意味合いが込められている。
それを全日在廊する彼女からさまざま聞いてみてほしい。
文化背景への人類学的洞察も深め、メキシコスタンダードに寄り添った物作りと展示。
めったにおめにかかれない企画です。

企画展のスペシャルプログラムとして
phokaのキャンドルナイトライヴも開催。
今回は新丁カフェにて、キャンドルの穏やか灯とともに
うたや生楽器の音、そしてトークでもおもしろいお話がきけるはずです。
素敵な土曜の夜をご一緒しましょう。

20名さまの完全予約制
フード、ドリンクもご用意しております。
お申し込みご予約は
メール、メッセージ、などでどうぞ。
電話でもお受けいたしますが不在が
多いとおもわれます。

saulebranche@gmail.com
0178-85-9017

こむろしずか 詩と陶

2024年8月

北海道の陶芸家、こむろしずかさんの個展を開催いたします。
ねらっているわけではないのですが、2年に1度の割合で行っていて
そのインターバルは私たちにも、こむろさん自身の制作にもちょうどいいのかもしれません。
彼女の特徴である、自然をモチーフとした絵付けは、日常生活に彩りをあたえてくれます。
普段使いとして是非生活に取り入れてもらえたら嬉しいです。
こむろさんの器お楽しみください。

トルホヴォッコ楽団のサマーライヴ HAPPY HOUR 2024

2024年7月

今年10年を迎えるトルホヴォッコ
トルホヴォッコ楽団のニューシングルもまもなくリリース!
今年の舞台の準備も着々と進んでいます。
さらに今年10月には楽団山梨公演も決定。
勢いが増しているトルホヴォッコ楽団のライヴを新丁で開催いたします。
コントラバスに工藤精、もちろんphokaもやってきます。
楽しさ倍増間違いなし。
おとなもこどもも一緒にあそぶ。
イマジネーションの国の音楽隊。
是非お越しください!!!!!!

8月18日(日)
開場 15:00
開演16:00
入場料 ¥3,000 1ドリンク付き
予約は
メール、メッセージなどでどうぞ!
電話でも受付いたしますが、不在が多いです。

caipozion 2

2024年6月

サイポジオンと読みます。
今年テーマとして掲げたのは2。
もっとも小さい組織。
デュオ・コンビ
2の可能性
そして2回目ということ。

2回目

大岡弘晃 ”Enchantment is ours” 小中野新丁

2024年4月

大岡弘晃。彼の展示を初めて企てたのが、2019年。
”金のきざはしからダンスする”
初めて滞在する八戸の気を受け止め描き上げた作品達だった。
Do you coppy えんぶりの空気が残っている。
そう言っていた。
あれから彼は宮崎県立美術館の企画展をはじめ、怒涛のような活動を続け、さらには敏腕なキュレーターがつく。
時々近況を報告しあう中で、そうとうなスピードにのって進んでいるように感じていた。

今回、小中野新丁と題しているのは
ダブルミーニング。店と地名だ。
どちらも新丁(小中野八丁目)に位置するソールブランチ新丁と6かく珈琲
この2店舗を会場として展示パフォーマンスを行うからだ。
歩いて1分ぐらいの距離を周遊するのも楽しいだろう。
季節もいい頃。そしてゴールデンウィーク。
スペシャルな企画。

風格を上げ続けている大岡弘晃の魔法の中で
カフェタイムをお楽しみいただけたら幸いです。

ソールブランチ新丁での企画展最終日には
クロージングイヴェントもご用意しております。
素晴らしい歌唱を持つ実力派シンガー大和田慧さんがソロライヴで
企画展クロージングに花を添えます。
二人の親交は深い。
決して客前を目的とせず、まるで作品をラッピングするように展示会場で歌入れすることをしていたり
昨年には、慧さんの作品のアートワークを大岡弘晃が手がけ2枚の作品をリリースしたばかり。
第一弾では、R&BシンガーZin氏、世界で活躍するジャズトランペッター黒田卓也氏をfeaturing
現在彼女のspotifyではトップソングになっている。
NHKみんなのうたでも彼女の作品がオンエア中。
メロウなR&Bからジャズ、ポップ、フォークまで彼女の歌にはボーダーはなく
歌えば彼女の世界で表現されてしまうような魔法性をもっているシンガーです。
限定30名のクロージングライヴです。

大和田慧クロージングライヴinfo
5/18(土) 開場18:00 / 開演19:00
入場料 ¥3,000
予約完売の際は当日はございません。
ご了承ください。

お申し込みはメール・メッセージでどうぞ。
お電話でもお受けいたしますが会期前は不在が多いです。

6かく珈琲では
5/5(日)光風のライヴも企画されています。
そちらは6かく珈琲のinfoからアクセスしてみてください。

小中野新丁のゴールデンウィーク是非お楽しみください!!!