新丁ギャラリー今年を締めくくる企画。
”本の男”
Der Mann von dem Buch
ドイツ語表記されたこのタイトルと、少女は男を本にした。という一節。
ただならぬ雰囲気を醸し出している。
現在は遠野市で暮らす只松靖浩さんは、執筆を軸とし、国内外で展示企画や朗読、さまざまなワークショップを手掛け
素晴らしい活躍をくりひろげている方。
福岡時代では印刷会社に勤務しながら”sowale”という文房具店を開店させ、さらにはその店をドイツ・ベルリンに移転。
ドイツでの生活の後、日本に移り、ドイツで得た経験を最大限に現在の活動に活かしている。
遠野には”こどもの森”というすばらしい施設があるが、そこでの企画もさすがのものである。
ドイツの文房具店の店主が着眼することがらはひと味もふた味も違う。
さらに彼は筆をもつ。
今回の企画は只松さんが書いた本の物語と本による空間パフォーマンス。
物語にでてくる海や灯台はどこか八戸の港にリンクする。
そして空白。
只松さんが演出する世界をお楽しみいただきたい。
この企画展にはオープニングイヴェントとクロージングイヴェントが用意され
ワークショップとリーディングを行います。
opening event
“ドイツ・ベルリンとオンラインでつなぐ手製本のワークショップ&Dinner”
ソールブランチ新丁のディナーとともに
ベルリンの製本家、小関佐季さんをオンラインで迎え、ベルリンの製本工房の見学や手製本をレクチャーしていただきます。
12/3(sat) 18:00〜21:00
料金 ¥5,500 *お食事とワークショップ材料費含
10名さま限定、完全予約制。
closing event
Reading 本の男
本と物語の企画には最終日の夜に朗読で終演。
出演 只松靖浩、矢吹唯
クリスマスの季節。温かな火を胸に灯す夜をご一緒しましょう。
12/18(sun)
19:00~20:00
料金 ¥2,000(1drink付)
ご予約は電話メール、メッセージなどでどうぞ。
今年最終企画お楽しみください。


