çaipozion
2025年6月

この6月、私たちは
サイポジオンの制作に入ります。
çaipozion Shop は6/21(土)から4日間でオープンいたします。
今年のサイポジオンは、
哲学書『パンクの系譜学』を出版された倉敷芸術科学大学の川上幸之介氏がキュレーションを手がけ、話題を呼んでいる展示
“Punk: The Revolution of Everyday Life” とのコラボレーション。
私たちはこの展示と同タイトルをテーマに、さまざまな制作を行います。
ショップ終了後、まもなく6月29日(日)より
この展示がいよいよスタート。
“Punk! The Revolution of Everyday Life”
この展示は、パンクを単なる音楽ジャンルとして扱うのではなく、
その「叫び」のルーツをたどりながら、アナキズムやコミュニズムといった思想的背景、
ダダイズムから続く現代アートの影響、音楽的ルーツ、
そして仕掛け人マルコム・マクラーレンの戦略的転用など、
パンクが社会に与えた多方面への影響を、貴重な資料や映像とともに見事に掘り起こしている。
さらに、パンク・ムーブメントがさまざまな領域へ拡散し、
細分化され続けている現代のパンクシーンにも目を向け、
日本からは「橋の下世界音楽祭」を取り上げ、タートルアイランドにも触れる。
それはまさに、現代だからこそ見ることができる
“パンク哲学 Exhibition”であることが証明されるわけだ。
このキュレーションは、2021年に倉敷芸術科学大学芸術学部・川上幸之介研究室によって
発表され、以後、各地を巡回している。
なお本展は、芸術研究科のゼミ授業の一環として企画されたものだという。
「こんなゼミがあるのか?」――この展示を知ったときの
ファーストエモーションは、かつてパンクと出会ったときと似ている。
Opening Special Talk Program
6月28日(土)には
オープニングイベントとして
川上幸之介氏によるスペシャルトークを開催します。
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Çaipozion Presents
“Punk: The Revolution of Everyday Life”
オープニング・スペシャルトークプログラム
6月28日(土)
開場:18:00
開演:19:00
入場料:¥2,000
ご予約はメッセージやメールにて承っております。
お早めにご連絡ください。
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Çaipozion 2025
Shop + Exhibition
The Revolution of Everyday Life
アーティスト|Artist
・カール・クラウス|Karl Kraus
・アルフレッド・ジャリ|Alfred Jarry
・ダダ|DADA
・レトリスム|Lettrism
・シチュエーショニスト・インターナショナル|Situationist International
・ブラックマスク&アップ・アゲインスト・ザ・ウォール・マザーファッカー|Black Mask&Up Against the Wall Motherfucker
・キング・モブ|King Mob
・クラス|CRASS
・ライオット・ガール|Riot Grrl
・クィアコア|Queercore
執筆者|Authors
・小倉利丸|Toshimaru Ogura
・デヴィッド・グレーバー|David Graeber
企画|Curator
・川上幸之介|Kounosuke Kawakami
倉敷芸術科学大学芸術学部 川上幸之介研究室
川上研究室について
これまでゲリラガールズやイム・ミヌクをはじめとする国際的に活躍するアーティストとのコラボレーション、プロレタリア美術運動の厚木たかや、大正期新興美術運動を現代美術の文脈で紹介する展覧会企画、キュレーターや批評家、思想家などによる公開講座など、さまざまなアートプロジェクトを手がけています。同展は芸術研究科のゼミの授業の一環として行ったものです。
<以上、発行元インフォより>
2021年