YAM exhibition 2022 “Torhovoccoism?”
2022年1月

2022年、本年もよろしくお願い申し上げます。
年のスタートをYAM展に設定して3年目。3度目のYAMの展示。
69−70と表記されているのは年齢のこと。1月14日に誕生日を迎え
今年70歳になるのだ。
僕にはまるで1969年から1970年に移るまさに時代の変革期のような感覚を感じられずにはいられない。
作品にデジタルを導入した事実も、電化したその時代とドンピシャなのである。
高校生の頃(約35年前)からヤムのファンである。
その頃から全く変わらないヤムの根源的な部分と、容赦なく変わっていく革新的な部分が共存する作品達を
ここ数年、毎年身近に感じることができる環境にいる事は、心底誇りだ。
変わっていく事の格好良さ、変わらないでいる事の格好良さをヤムから学んでいる。
音楽面では一昨年からshincho Label として2枚のアルバムのリリースを試みているが、
今年5月にリリースが決定したジャズトランペッターの類家心平とピアニスト中嶋錠二のデュオアルバムの
ジャケットになる作品もいち早くご覧いただけるのも特筆しておこう。
70年のヤム。是非ご覧いただきたい。
shinchõ タク