漂流図形 橋本尚恣

2020年9月

版画家、橋本尚恣さんの個展。

ドライポイントという手法の版画。

橋本さんの作品は刷りで使うインクと直に紙に染められた墨との即興性をもって産まれる。

同じものはない。

年に一度出版される弘前の同人誌「北奥気圏」毎号の表紙を飾り

執筆者の文章は、橋本さんのその独特な図形が起こす特有の空気感の中読み進む事ができる。

イメージとはこういう事なのだろう。

一度、橋本さんの手帳をみせていただいた事がある。

手帳はあの不思議な図形のデッサンで埋め尽くされていた。

 

 

橋本尚恣

1957年、北海道函館市に生まれる。

青森県立青森東高等学校 卒, 

岩手大学 教育学部 特設美術科(版画)中退、

東京芸術専門学校 卒、

第7回ホルペイン スカラシップ、

AURA版画工房(銅版画)を青森市にて開設、

2009年、平成20粘度岩手美術選奨受賞

1979年より個展、1997年よりグループ展など多数開催

 

会期中、橋本さん御本人によるドライポイントのワークショップを行います。

10/11日曜日 13:00〜と15:00〜

参加費は材料費込 ¥2,000

予約制です。

参加ご希望の方はメール電話にてどうぞ。

saulebranche@gmail.com

0178-85-9017

 

 

 

 

 

 

SONGBOOK TRIO LIVE

2020年9月

ソングブックトリオのライヴです。

ジャズドラマー石若駿のプロジェクト。

ドラマーが主となり作曲し本人名義でリリースされているアルバムには優れた作品が多く感じられるのは

僕だけでしょうか。ここ数年でも、Louis Cole や Nate Wood、Brian Bladeなど歌物として素晴らしい作品が

存在しています。

ソングブックトリオはまさにその日本の代表として世界に挙げるべきユニットでしょう。

ドラマーの石若駿の作曲やピアノの美さはイブリッドになった現代にフィットし

なかなか着地させてくれない浮遊感バリバリの和音やメロとアレンジで響かせる。

そしてその持ち味は核心部分であるヴォーカルの角銅真実によって最大限以上に表現され、

さらにそれをさまざまな手法で立体化させる西田修大ギターワーク。

トリオの可能性は未だはかない

 

完全予約制

SOLD OUT   予約は終了しております。

 

 

 

 

 

http://sanoxx.com/songbook/?fbclid=IwAR10eh9MHCphCFgkWubnI-cYyH1Ei4OCIor9C5UqqEs87pqyWXGmxtJbBQE

https://lm.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fyoutu.be%2F4FlIun72mfw%3Ffbclid%3DIwAR2exigzqwWB_bGaBfRXIjSn3hG0V6qndPfzMnvjh0yRhkA7GFAKK1EDFKY&h=AT1aKNkIKRf-yxSecl0KZvV5xtikdMUWBpbmu4COx9KvaEy7GO5ZnUHHwkFWOsPBArqd-33NmsFR0ZJBb8MmiT6BVZWElmD6eb_FiuioiYGPGdU0dIvecCKupuTUm6HLbr58VXIb4gHtxXEjTpB5_ueby0k

こむろしずか作品展 greatest love of all

2020年8月

北海道の陶芸家

こむろしずかさんの作品展。

彼女が描く絵は森の中にいるような感覚と似て、

すがすがしく、みずみずしく、心地よい。

絵と形。

土の匂いは懐かしさでしかないコンクリート漬けになっている世の中で

土を焼き形にする。

北海道の四季が染み付いた彼女の感覚から映し出された絵が

形に描かれる。

絵本のような陶器。

彼女の作品は森の中にいる時の感覚と似ている。

 

 

とんがり瓢げ市

2020年8月

さまざまな形で市を表現する瓢げ市。

今回はオンラインと同時開催。

瓢げ市のストアが新丁にポップアップ。

ギャラリーだけではなくキッチンにも楽しいお店が入ります。

ふだんとちがう新丁をお楽しみいただけると思います。

夏の終わりに是非どうぞ。

2日間の開催です。

古谷淳 ソロピアノ作品リリース

2020年5月

古谷淳ソロピアノアルバム

 
昨年8月に行われたソールブランチ新丁企画によるジャズピアニスト古谷淳さんのソロピアノレコーディング。
あれから今まで時間をかけてじっくりと進めてまいりました。
それが遂に完成しリリースとなりました。
ジャケットカバーペインティングは画家、笑達さん。
レコーディングの日程の週に、笑達さんの新丁ギャラリーでの展示が偶然重なった事もすでに導かれていたかように思います。録音している中、その音を実際に生で聴きながら画を描いてもらったらこれほど贅沢な事はないだろうと。
音楽とジャケットアートワークは最高の関係であるべきだと強く思っていたからです。
お二人にこの構想をおはなしすると快諾で即決し、トルホヴォッコの舞台制作では密にやりとりのある南郷文化ホールの
久保さんとでこのプロジェクトが始まりました。
 
録音は8月22日、23日の2日間、場所は南郷文化ホール、
音と画が同時に生まれていくというその空気感もすべて録音しようとする
新丁ならではのアートプロジェクトによる作品となりました。
 
リリースや販売に関しても、
手から手へ、ファイルではなく存在する物として伝えたく、
制作側にも売れたら直接お金になる明快な方法をとりました。
そういった想いも込めて、時代とは逆行しておりますが、ストリーミングや、大手企業での流通販売ではなく、
完全自主制作、自主販売の方法をとっております。
淳さんにしてみれば今回の作品だけはライブ会場限定販売が目的だったのですが、笑達さん同様
近頃のこの状況では当然不可能となり、各自webでの販売に切り替えてご用意しております。
それぞれお近くの方へオーダーください。
 
この作品の美しさは、今世界中が侵されているウイルスの脅威の時代性とともに刻まれ、
音楽が持つ最大の効果が堪能できると思います。
 
購入ご希望の方は
メール、ウェブショップにてお待ちしております。
 
Jun Furuya “Piano Solo”
全9曲 、定価¥2,200税込+送料
 
 
saule branche shinchõ
 
古谷淳
furuyamusic.com
 
笑達
http://and-nigaoe.jp
cantact@and-nigaoe.jp
 
 
 
 
 
 
 
 
 

俊文書道会 20周年展

2020年2月

20周年を迎えた俊文書道会。

身体に障害をもたれた方が多く在籍するこの書道会はとにかく自由だ。

書道という道的な重みはほぼ皆無だろう。まず楽しさが伝わってくる。

これが見る人の心を動かすのだろう。シンプルに言葉にする。おもいっきり書く。

代表の西里俊文さんは言う。

とくにそれほど何も教えてないと。

いいぞ!いいぞ!いってるだけだと。

昨年、約3ヶ月間に渡る密着取材により制作されたNHKドキュメンタリー番組

”目撃!にっぽん”〜筆走れ心のままに〜

は全国放送され、全国から多くの声が寄せられている。

その反響は新しいつながりとともに広がり、すばらしい功績をとげてゆく。

2020年、俊文書道会はそしてまたひとつの節目を迎える。

20周年を記念した俊文書道会の全員展。

 

 

えんぶりと生きる 二ツ森護真写真展

2020年2月

えんぶりです。

えんぶりウィークにあわせ

BeFMのパーソナリティーでもおなじみの二ツ森護真さんのえんぶり写真展を開催します。

二ツ森さんは昨年、同タイトルの写真集を出版されました。

ネイティヴな祭りとして根強い魅力を持つこの祭りには

最高の瞬間をとらえようと多くのカメラマンが全国からあつまっています。

その風景もまたこの祭りの風物詩でしょう。

写真だけではなく、型絵染め、人形、画、版画など多くの芸術家達がこの祭りに魅せられ

作品を残し続けている。

えんぶりとともにこの写真展も是非ご覧ください。

 

 

 

YAM展

2020年1月

金のきざはじからダンスする 大岡弘晃

2019年10月

金のきざはじからダンスする

dancing down the golden stairway

大岡弘晃

宮崎県出身、在住。

彼をことばで説明するのはむずかしい。

数年前から彼を追っていた。

何に魅かれたのか?それも解らない。

ただ、色、余白、黒、文字、金、かたち、不条理に見えるそれぞれが表す線は

それぞれの位置に的確に配置され造形される。

紙の上だけの事ではなくそのいたる物や場所に。

タイミングが合わず会えずにいた。彼が新丁に訪ねて来られたのが今年。

そこで初対面。ほんの数時間だった。

全生命ぶっこみ型制作。

体感してください。

大岡弘晃、青森初上陸。

instagram     oo____ka

土井弘介写真展 january 24th 1977 JOÃO GILBERTO east 96th street NYC Helen Keane宅にて 

2019年8月

10年前、ジョアンのアルバム”AMOROSO”で撮影されたポートレートのアウトテイクがある、とケペル木村氏からみせていただいた事があった。どれも素晴らしい表情だった。1977年にリリースされたアルバムのために撮影された写真のアウトテイク。すごい!すごい!ととても貴重な体験だった。この写真を撮ったのは日本人なんだよ、と教えてくれた。土井弘介。現在83歳。当時彼はNY在住のフォトグラファーとしてバリバリに仕事をこなしていた。彼が撮影した大物アーティストの写真達をみれば納得するだろう。現在83歳。長野県で、カフェDECOのオーナーとなり時々依頼される撮影の仕事をしながら、ゆっくりな時間を過ごしている。

1977年1月24日のジョアン・ジルベルト

その撮影日がタイトルとなり、土井氏自身で選んだ7点のポートレートとエッセイ。まさ1977年1月24日のジョアン・ジルベルトをご覧いただける展示。まさかこの企画が追悼になるとは思いもしなかった。

最終日のクロージング・イヴェントには、土井氏ご本人、さらには伊藤ゴローのソロギターのライヴで花を添える。

ご予約お問い合わせ mail: saulebranche@gmail.com /  tel: 0178-85-9017